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2007年08月26日
『本番』です♪
とうとう 2007年富士登山 本番の日 「8月25日」がやってまいりました〜!
今回は「未経験者2名を富士山に登頂させる」というミッションもあり、この日を迎える為に 6月30日〜7月1日の下見、8月12日の事前トレーニングと、仕事ではありえない熱心さで黙々と(?) メニューをこなして、無事 山頂までたどり着くことができました〜\(^o^)/
■2007☆路線さんと行く富士山 ≪本番≫
22:30 計画通りに四谷を出発。
参加メンバー4名のテンションも「High」です(笑)
渋滞表示もそこに行けば解消しているような順調さで予定通り富士山スカイラインへ。
1:00am、標高2,200mを過ぎたあたりで...渋滞してます(^^;
ゲートで「5合目駐車場はいっぱいなんで路駐になります」と言われてはいたんですが...
結局、係員の誘導によりクルマを止めることができたのは5合目駐車場から2km下ったところ(ToT)
時間は 2:00am。予定を1時間overして「オ〜、なんてこったい」と夜空を見上げれば、満天の星空。
「よしよし、これなら1日 天気もいいぞ」と機嫌を直して、ソッコー仮眠です。
4:00 目覚ましのブザーを合図に起床。
朝食後準備をととのえて 4:50 標高 2,300mの4合目直下から登山開始です。
明けゆく空、そして影富士を堪能しながら、ハイテンションに登っていきます(^^)
5:30 新5合目レストハウスに到着。 <標高 2,400m>
重いので自分では買わない金剛杖を「お約束の一品。いい記念だから」と初登山2人組に買ってもらい、富士登山の雰囲気を盛り上げます o(^゜)○☆バキッ!
5:50 富士宮口 新5合目より登山開始
6:07 新6合目に到着 <標高 2,490m>
雲海荘で最初の焼印をおしてもらって先を急ぎます。
6:57 新7合目 「御来光山荘」に到着 <標高 2,780m>
ここで10分ほど休憩して 7:07出発
7:52 元祖7合目 「山口山荘」に到着 <標高 3,010m>
やはり寝不足のせいでしょうか。だんだん、キツクなってきます。
20分ほど休憩して 8:11出発
『山頂で御来光』組と登山者で登山道は大渋滞。でも休めるので嬉しかったりします(^^ゞ
8:54 8合目 「池田館」に到着 <標高 3,250m>
初登山2人組にカンペキに遅れをとってます。はっきりいうと「ひとりで遅れをとりはじめました」(^^;
しかし、4回登頂した経験者としては弱気は見せられません。
「大休止は9合目だから」と 9:07出発
9:30 8合5勺の鳥居跡を通過
9:46 9合目 「萬年雪山荘」に到着 <標高 3,460m>
バテバテです(^^;
「ここで大休止。ココア、飲んできていい?」とヘコタレぶりを悟られないよう、ひとりで暖かいココアを飲んだのでした。
#バレバレだって?(笑)
ゆっくり休んで 10:32出発
11:11 9合5勺 「胸突山荘」に到着 <標高 3,590m>
すっかりヘコタレぶりが板につきました。バレバレです(^^;
しかし富士宮口山頂で待っているかもしれない「隊長」のことが気にかかり、ゆっくり休んでもいられません。
すでに視界にはいっている山頂の鳥居を目指し、11:23 出発
12:15 やっと富士宮口頂上に到着! <標高 3,720m>
この距離で初登山2人組には20分の遅れをとったのでした。ふたりともパワフルです(^^;
隊長の姿は残念ながら見当たりません。「遅い!寒いから先に行く!」と怒って下りてしまったのでしょうか(笑)
予定通り お昼ご飯のおにぎりをほおばり、一息ついてから「お鉢巡りは?」と聞くと初登山2人組は「行きましょうか!」と元気いっぱいに答えます。
うっ、どうしようと思ったら、昨年7月にいっしょに登った師匠が「オレ、もうダメ。荷物番してるから行ってきて」と答えるではありませんか。
地獄にホトケとは、まさにこのこと。お鉢めぐり経験者ならではの余裕です。
「うん、じゃオレも留守番してる」と二人を笑顔で送り出したのでした(x_x)\バキ☆
うまく風をよける場所に寄りかかってウトウトしていたのですが、つらくなりゴロンと寝転がって1時間爆睡。
14:20 お鉢めぐりから二人が戻ってきました。
テンション高いです。私は遠慮させていただきましたが、山頂で乾杯してます(笑)
まだまだ名残惜しいのですが、明日試合を控えた方もいるのでそろそろ下山しなければいけません。
帰りのルートは御殿場口から宝永火口を経由して下りる ワタシ的オススメコースです。
14:55 銀明水のところにある「銀明館」わきから下山開始
15:27 長田尾根記念碑&8合目山小屋跡を通過
15:36 7合9勺 「赤岩八合館」に到着 <標高 3,300m>
けっこう皆バテてます。「次でゆっくり休むから」と5分ほどの休憩で7合5勺を目指します。
15:57 7合5勺 「砂走館」に到着 <標高 3,100m>
ここから先は休めるところがあまりないので、ゆっくり休憩します。
みんなだいぶバテてます。
「コーラ飲みて〜」という思いをグッと我慢し、16:24出発
16:30 今シーズンの営業を終了した7合目「日之出館」を通過
ここから先は大砂走〜宝永火口です。
17:00 宝永火口の底に到着。
ここにはベンチがあるので、みんなを待ちつつ最後の休憩をとります。
師匠、だいぶツラそうです(^^;
さあ、残すところあとわずか。 富士宮口新6合目を目指して 17:30に出発
17:45 御中道を通って、もはや懐かしいとさえ感じる 新6合目「宝永山荘」&「雲海荘」を通過
17:57 富士宮口 新5合目に到着\(^o^)/
さあ、あとはクルマのところまで下りるだけ。
行きは登りだったのにさほどの距離でなかったから、もう楽勝でしょう!
しかし...行けども行けども我が愛車は現れません。
「盗まれちゃったんじゃないか...」なんて不安もよぎりながら延々下ります。
「行きはあんなにすぐ着いたのに、なんで下りなのにこんなに遠いんだ!」とみんなでブ〜ブ〜言いながら、暗くなりつつある車道を下ります。
そして...
18:30 やっと新5合目駐車場から2km地点、標高2,300m・4合目直下に路上駐車してあるクルマまで全員無事に帰りつくことができました。
長くてアツイ、夏の1日でした(^^)v
メデタシ、メデタシ...
■今回のルート ※赤いライン
投稿者 iguchan : 2007年08月26日 16:24 : OutDoor > Fujisan
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コメント
大変お世話になりました。
1度の登頂で2つのルートを楽しめるなど
まさに通の方がプランニングしたコースで
最高の富士登山を楽しませていただきました。
これからは職業として富士山のガイドを
するなど、発展的にお考えになることを
おすすめいたします。
投稿者 daizo : 2007年08月26日 16:48
daizo師匠、どうもお疲れ様!しまくり!!でした(^^)
いや〜、キツかったですね〜
昨年、同ルートに行った時と比べるとまるで別モノのコースのようでしたf(^^;)
しかし、みんなで登頂できたことがとってもうれしかったりします♪
富士山ガイドとしてはぜひ、次は別のルート(宿泊コース)で富士山を満喫していただきたいと思います(笑)
投稿者 iguchan : 2007年08月26日 18:53
お疲れ様。最高の登山日和だったみたいで羨ましいですね。旦那様は海岸線の烏帽子岩辺りから富士山見ながら今頃、あいつらフーフー言いながら下山してるなと笑ってましたよ。
投稿者 lucky : 2007年08月27日 04:28
lucky隊長、おはようございます!
おかげ様で無事山頂まで行ってくることができました(^^)
時間が押していたせいでしょうか。「10:30〜11:00山頂」を意識する初登山2人組のペースには眼をみはるものがありました。
ただ「隊長の山頂お出迎えサプライズ」にめぐり合えなかったせいか、下山時には痛ましささえ感じました(笑)
次は「山小屋一泊」のリクエストが出ております。
次回はご指導、ご鞭撻のほど、よろしくお願いいたします(^^)
投稿者 iguchan : 2007年08月27日 06:53
コメントおそくなりました。
本当に最高のプランを組んで頂きありがとうございました。長年の夢であった富士山アタックができて達成感で充実しまくりでした。いぐっちゃんがバテバテだと書いていましたが、まったく感じさせなかったと言うか平気に見えました。
私のほうは相当の覚悟と高山病が怖かったので頂上に着いたときにすべてがリセットされテンションもあがりました。ほんとに貴重な体験をありがとうござました。ちなみにお鉢周りの時にはコ○ー君から焼きでした。daizo師匠、ラッキー隊長そしてなぞのコ○ー君
ありがとうございました。
投稿者 路線バス男 : 2007年08月27日 21:41
路線さん、どうもお疲れ様でした〜♪
バリバリ若手、息子のようなコ○ー君はいざしらず、路線さんのタフさは目からウロコでしたよ(笑)
やっぱり日頃からスポーツしなけりゃいけませんね〜
念願の「路線さんと行く富士山」が達成できてワタシも満足感にどっぷり浸っております(^^)
バテバテ・ヘロヘロの登山でしたが、終わってみればと〜っても楽しかったです。
またぜひ山歩き遊びをしましょうね(^^)v
投稿者 iguchan : 2007年08月27日 22:10